仮縫いのカッティング
こんばんは、テーラーメイド・ダンディの池原です。
ゴールデンウィークも終わり、
今日からまた頑張って仕事をさせていただきますので宜しくお願いします。
先日ご注文をいただきました京都府のS様の仮縫い用のカッティングの写真です。
一番上は、服地の上に型紙を配置している写真です。
仮縫い用のカッティングは縫いしろやヘムを多めにとります。
フィッティング後の調整でサイズを大きくする場合や補正を加えるのに備えるためです。
「ヘム」とは折りしろの事で、
ジャケットの袖口の折り返しや、ズボンの裾口の折り返し部分などを指します。
2番目の写真は、チャコで型紙に沿ってラインを引いた所です。
左側が山袖(やまそで)で右側が細腹(さいばら)というパーツです。
3番目の写真は、カッティング後の山袖(やまそで)と下袖(したそで)です。
縫い代とヘムを多めに取っています。
レディースでは下袖の事を「内袖」(うちそで)と呼んだりもします。
S様は当初ジャケットのフロント釦を2つ釦か3つ釦にされるか悩んでおられました。
最終的に3つ釦のデザインで希望されましたが、
昨日メールで2つ釦に変更させていただきたいとのご連絡をいただきました。
当店では自家工房で仕立てをしていますので、
今回の変更はスムーズに対応させていただきました。
S様いろいろとお気遣いのメール有難うございました。
せっかくのオーダーですからご遠慮なくご希望を伝えて下さっても結構ですよ。
では、続きは後日に・・・「仮縫いの組み立て」
お問い合わせは、ホームページから info@tm-dandy.com よりE-Mailでお寄せ下さいませ。