トリノの街角 PART2
テーラーメイド・ダンディの池原でございます。
本日は、今年の1月に行ってきました、トリノの街角PART 2をご紹介させていただきます。
今回は、トリノでミシュランガイドの1つ星を獲得している、
「VINTAGE 1997」というお店でのランチのご紹介です。
宿泊先のホテルのコンシェルジュに予約を入れていただき、
ランチ客の1番乗りで到着しました。
(というか、地元のイタリア人は、予約はしても時間どおりには来ません。笑)
入口のドアーは鍵がロックされており、呼び鈴を鳴らして待つことに。
カーテンが開けられ、ガラス越しにカメリエーレ(伊語で男性の給仕)と会釈をして、
名前を告げて店内へ案内されました。
店内は、「赤」を基調としたインテリアで、ウェイティングバーもあり、
ミシュランから1つ星を与えられた風格が漂っています。
料理の解説につきましては、 専門的に評価できるレベルには到達していませんので、
写真でお楽しみくださいませ。
はじめに、お飲物のオーダーです。
グラスワインなんて、このリストランテ(レストラン)には存在しませんので、
お勧めのハウスワインをお願いすることに。
イタリアでは庶民的な食堂は別としまして、ワインはフルボトルが基本です。
続きましては、お料理の注文です。
日本の料理屋さんでいうところの、松、竹、梅、と3つのコースがあり、
こういう時、私は真ん中を選ぶようにしています。
したがって「竹」で決まりです。
はじめに、アミューズ。
続きましては、パンとオリーブオイル。
オリーブオイルは豪華にフルボトルで出して下さいます。
さしみ醤油ほどの皿に注ぐのではなく、これくらいの皿に注ぎます。
前菜です。5種類もあります。
ナマ肉をさっぱりとオリーブオイルと塩で。
鴨のロースト。この中にはペースト状の詰め物が入っていました。
右上はオレンジ色のパプリカの中にレバー風味のソース。
じゃがいもの上にアンチョビとバジルソースをかけて。
続いてのお皿も軽めのものが3品。パスタの前のワインの「あて」というところ。
ふわふわのスポンジケーキ(甘くない)にピーナッツ風味のソース。
右上にピスタチオを添えて。
こちらは、チキンのササミで中華風味のソースでした。
野菜のスティックを、レバーとたっぷりのガーリックと、
オリーブオイルであえたソースをつけてポリポリとかじります。
続きまして、やっとプリモ(パスタ類)です。なんと3種類も。
スパゲティ、ボンゴレ味でバターがちょっときつかった。
ラビオリ、中に入っていたのは忘れましたが、美味しかったと思います。
???忘れました。スミマセン。
続きまして、セコンド(メイン)です。
牛のほほ肉の煮込み。デミグラスソースで。
付け合わせは、クスクスとポテト。クスクスがお肉との相性が良かったです。
続きましては、デザートです。5種類も。
デザートのために、スプーンが3つも用意されました。
チョコレートクリームを、この赤いストローでチュルチュルと吸いこみます。
昼間からこれだけの料理とワイン、デザートを全て完食し、
満腹状態で〆のエスプレッソを待っていたら、 とどめになんと茶菓子が出てきました。
ご愛嬌で2つほどだけつまませていただきました。
やっと、エスプレッソです。
そして、トイレを使わせていただいたら、これまたきれいでした。
あちこちに、観葉植物が飾られていました。
使い捨ての歯ブラシも備えられていたり。
つまようじも備えられていました。
その袋には、なんと我が日本の、「SAMURAI」の文字が・・・。
かたちが「カタナ」に似ているからか?
思い出に残るリストランテとお料理でした。
PART 3 もお楽しみに。