東大阪市 Mさまからのご注文 2012.11
Ermenegildo Zegna 15 milmil 15
テーラーメイド・ダンディの池原でございます。
本日は、2回目のご掲載となります、
東大阪市の Mさまからのご注文をご紹介させていただきます。
6月下旬に初めてのご注文をいただき、
7月下旬に2着目を、そして10月上旬に3着目のご注文をいただきました。
今回は、Ermenegildo Zegna のラグジュアリーラインである、
15 milmil 15 でのご注文です。
ネイビーのヘリンボーン。
ウール 100% でありながら、上品な光沢がきれいです。
型入れの様子です。
前回同様に、ウエストラインはシェイプさせていただきました。
イエローのラインが修整後のラインになります。
胸ポケットはバルカで、ラペルはスートレートエッジでマーキングです。
腰ポケットのフラップを先に作って、
身頃に縫いつけます。
芯据え。最初の1本目の仕付けです。
袖や見返し、裏地とポケット地を断ち合わせてスタンバイ。
フロントエッジの縫い代を、毛芯にからげている様子です。
15 milmil 15 のタグネーム。
通常のワインレッドとは違う、コバルトブルーです。
脇入れを行ったあと、肩入れにかかります。
肩を入れたら、次は衿作りです。
上衿のエッジに仕付けを打っている様子です。
続きましては、Mさまのシャツをご紹介させていただきます。
こちらは、第1ボタンを2つにしたドゥエボットーニで、
ボタンホールとボタン付け糸をブルーで縫っています。
次の2枚は、ネクタイ着用でベーシックな仕上がりに。
仕立て上がりの様子です。
袖付けは、マニカカミーチャで、 ラペルのボタンホールと、
袖のボタンは、ワインレッドで斜めに傾斜をつけています。
Mさま、この度もありがとうございました。
当ブログへの掲載ご依頼もいただき、重ねて御礼を申し上げます。
またのご来店をお待ちいたしております。
当ブログへ記事を掲載させて下さるお客様を募集いたしております。
ご希望の方は、お気軽にお申し付け下さいませ。
洋服の仕立てと同様に、大切に綴らせていただきます。