京都市、M様からのご注文 2013.02.16
Ermenegildo Zegna ELECTA
テーラーメイド・ダンディの池原でございます。
本日は、京都市のMさまからご注文いただきました、スーツをご紹介させていただきます。
京都市内で、法律関連の事業を手掛けておられる実業家のMさま。
今回は冬の季節に、あえてライトグレーのスーツで高級感を楽しまれました。
選ばれました服地は、
Ermenegildo Zegna ELECTA
マーキングの様子、背中の部分です。
ポケットの位置に、仕付け糸を打って、しるしを入れます。
袖の裏地を断ちあわた様子です。
袖口にスレキという、ポケットにも使う布を、芯地として添えます。
そして、本切羽(ホンセッパ)の仕様に仕立てていきます。
袖の山の部分です。平面の状態から、
縁に1本糸を通して、しごいていくと立体になります。
続いては、見返しです。
こちらは、芯据えの様子です。
肩入れから、衿が付きました。 アームホールです。
これから、袖を付けていきます。
たっぷりとイセを入れて、動きやすい袖に仕立てます。
仕付け糸で付けみてから、袖のすわりを確認して、本縫いにかかります。
たれ綿を付けたら、アイロンでクセをとります。
袖裏をとめている様子です。
はじめに仕付け糸で留めて確認をし、それからまつり糸でまつっていきます。
パンツの仕上げプレスです。
先に裏側からアイロンを掛けまして、
表側をプレスします。
中仮縫いのフィッティングにお越し下さり、 修整なしのOKをいただき、完成いたしました。
?Mさま、この度もありがとうございました。
ブログへの掲載ご依頼もいただき、重ねて御礼を申し上げます。
またのご来店をお待ちいたしております。
店内には、春夏物の服地が入荷しております。
写真をアップさせていただきました。
こちらからどうぞ。
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