大阪市H様のオーダースーツ仕立て経過

こんばんは、テーラーメイド・ダンディの池原です。

今日も大阪はいい天気でした。

本日は以前からご注文をいただいています、

大阪市のH様のスーツの仕立て経過をご紹介させていただきます。

1回目の仮縫いを終え、本縫いに掛かっている途中です。

下の写真は「見返し」部分です。

当店のスーツは「生地マーク」や「店マーク」は、

全て「千鳥まつり」で縫い付けております。

ミシンで縫えば数秒で付けることができますが、

それでは「味」がないので、ひと針ひと針千鳥まつりで縫い付けます。

そして、お台場仕立てのデザインで、H様のように「角台場」の場合は、

ポイントステッチも全てハンドワークで入れていきます。

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下の写真は「背中」の部分です。 H様は裏地の色は赤色を選ばれました。

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下の写真は「背中」の裾部分です。

当店ではこの裾のカドは「額縁」仕立てにしています。

縦と横に折り畳んで始末するよりも手間は掛かりますが、

「額縁」の方が見た目もきれいですっきりします。

あと、縁取りも裏地で三つ巻き状に「パイピング」で巻きます。

ルイスミシンで始末するよりも、手間は掛かりますが、

服地がほつれたりする事がなくなります。

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このように、小さなこだわりがたくさん詰まった当店のオーダースーツは、

じっくりと時間をかけてお客様のために、1着1着お仕立てさせていただいております。

H様、もうすぐ2回目の中仮縫いのフィッティングの用意ができますので、

楽しみにお待ち下さいませ。

明日は水曜日ですので定休日となります。

明日はゼニアジャパンがオーダーシャツ事業を始める事になりましたので、

説明会に行ってきます。

当店でも取扱いが決まりましたら、後日ご報告させていただきます。

お問い合わせは、ホームページから info@tm-dandy.com よりE-Mailでお寄せ下さいませ。

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