ローマとナポリの街角 2009.12.29
テーラーメイド・ダンディの池原でございます。
本日は今年(2009年)の1月に行ってきました、
ローマとナポリの街角で撮ったスナップをご紹介させていただきます。
ロンドン経由でバルセロナに入り、マドリードを経て、ローマに到着しました。
ローマには数回訪れていますが、 今回は空港でスーツケースのピックアップに、
1時間30分も待たされるという事態に遭遇しました。
定刻どおりマドリードの空港を、ほぼ満席で発った搭乗便(アリタリア航空)でしたが、
ローマの空港に着いて、入国審査なしで預け荷物を受け取るターンテーブルへ。
10分ほど経った頃からターンテーブルが廻りはじめましたが、
荷物は数個しか出て来ず、数分後に一旦停止に。
数分後にまた動き出して、さあどんどんと荷物が出てくるかと思いきや、
20個ほど出てきて、数分後にまた停止。
このあと同じ事が何度か繰り返し。
話しは長くなりますので割愛させていただきますが、 事情説明のアナウンスもなく、
私を含め、のこり100名ほどの乗客の荷物が出てきたのが、 到着してから1時間30分後でした。
その間、乗客の方々はあまり怒る事もなく、係員に文句を言う事もなく、
(係員は知らん顔) 「またか」という慣れた感じでした。
(ここが先進8カ国のひとつ、イタリアの首都の空港?)
これがもしも日本の空港だとしたら、いえ、こんな事はあり得ないと思いますが、
乗客はクレームの嵐でしょうし、係員も平謝りだと思います。
これもイタリアというお国柄でしょうか?
ご愛嬌ということで、のんびり行きましょ?。
(当店のお客様で、よく出張で欧州に行かれるS様がおっしゃられるには、
荷物があっただけでも良かったな、と・・・)
気を取り直してホテルをチェックイン後、街を散策です。
ローマでショッピングエリアといえば、やはりスペイン広場周辺です。
ホテルから歩いてスペイン広場へ向かっている時に見つけました、
「散髪屋さんのクルクル」。
?世界共通の看板だそうです。
スペイン広場付近に着き、 セレクトショップで見かけたウィンドーディスプレイには、
日本の「庭のうぐいす」という酒がオブジェとして飾られていました。
新年早々にローマで縁起の良いモノを見た気持ちになりました。
コルソ通りにある「Stefano Ricci ステファノ・リッチ」 最高級の品だけを扱うこのお店。
弊店でも以前にネクタイを扱わせていただいた事がありました。
また機会があればお店に置いてみたいです。
続きましては、オーダーシャツのお店のウィンドーディスプレイです。
丁寧に生地を巻き板に巻き、らせん状に並べて、
アクセントにカフリンクスを散りばめています。
生地も細番手で上質そうな物でした。
続きましては、真鍮製品をメインに扱うお店のウィンドーディスプレイです。
こちらはドアのノブや取っ手がずらりと並んでいました。
ローマの写真は過去のものが、弊店のウェブサイトのギャラリーのページでも
ご紹介していますので、今回はこれくらいで・・。
翌日はナポリへ移動しました。 ナポリへは今回で5回目です。
カラブリット通りにある「Finamore フィナモレ」
1925年創業のハンドメイドで定評のシャツ屋さん(カミチェリア)。
現在はネクタイやアウターも手がけるブランドに成長。
手縫いでかがられたボタンホール。
穴の形がアルファベットの「D」形をしているのが特徴です。
続きましては、プレビシト広場にあるオーダーシャツのお店。
店内には「イタリアの臭い漂うシャツ地」が山のように積まれていました。
孤高の名品「CARLO RIVA」も原反で備蓄されていました。
弊店には2〜3着分のみ在庫がございます。
青空市場の魚屋さんです。
活きの良さを立体的に表現するために、
ゴムを使って頭と尻尾を反り返らせています。
これもひとつのディスプレイですね。
最後は、今回お気に入りのうちの1枚です。
ナポリらしさ、といいましょうか。
予算はないけれども、陽気なナポリ人たち。
ご近所みんなで力を合わせて、クリスマスとニューイヤーを盛り上げています。
わたしはこの町が好きです。
?みなさま、良い新年を!
今回で2009年のブログは最終になります。
ご愛読下さいまして誠に有難うございました。
2010年は、ジェノバ、トリノ、ミラノを訪れてきます。
当ブログにもアップさせていただきますのでお楽しみに。
今回も航空券は、JALのマイレージを使い往復無料で行ってきます。
そして、アップグレードで翼より前のゾーンに座らせていただきます。嬉
明日30日も18時まで営業させていただきますので、
年末の時間のある時にご注文を、という方は是非お越し下さいませ。