マドリードの街角 PART 1
テーラーメイド・ダンディの池原です。
本日は、今年の1月に行ってきましたスペインのバルセロナに続きまして、
マドリードの街角で撮ったスナップをご紹介させて頂きます。
今回はそのPART 1です。
バルセロナからマドリードへの移動には飛行機を使いました。
早朝、出発地のバルセロナのエル・プラット空港に着くと、
午前6時過ぎというのにチェックインカウンターに長蛇の列ができていました。
コンピューターのシステムがダウンして、かなり手間取っているとの事でした。
とりあえず50人ほどいる最後尾に並んで順番を待つことにしました。
15分が過ぎ、30分が過ぎても前に進まず、順番待ちの数はあまり減りませんでした。
45分が過ぎ、1時間待っても前に進んだのは10人ほどでしょうか。
このペースで行くと完全に「乗り遅れ」です。
そのうちコンピューターの機能が回復し、スムーズに流れるのかなと期待し、
もうしばらく待つことにしました。
行列に並んでいる人達(スペイン人と思われる人が大半)は、のんびりとおしゃべりです。
これが日本の空港なら、日本人はクレームの連呼で、係員は平謝りでしょう。
ここスペインの空港の係員は謝る事も無く、平常心で業務をこなしている感じでした。
これもお国柄でしょうね。
1時間30分待って搭乗時刻まであと30分、まだ30人ほど順番待ちでしたので、
これは完全に乗り遅れると思い、近くにいた係員に問い合わせてみました。
するとあそこへ行けと指をさされ、ぽつんと人の並んでいないカウンターへ行ってみました。
チケットを提出すると係員はビックリした表情で、
急いでスーツケースを預かって手続きをしてくれました。
チェックインを済ませ、セキュリティ検査を受け、
小走りで搭乗口までの長い距離を走らされるという羽目にあいました。
そして無事飛行機は出発し、マドリードのバラハス空港に到着です。
滑走路からゲートまでの地上走行中に、また「えっ」と思う光景が目に入ってきました。
搭乗客のスーツケースが5〜6個、滑走路の脇の地面に放置されているではありませんか。
その荷物の脇を、私達の乗った飛行機がすり抜けて行きます。
貨物車の荷台から落ちてしまったのだと思いますが、これもお国柄でしょうか。
ゲートに到着し、降機してすぐの写真です。
スペインの首都の空港は明るくて陽気な感じです。
スーツケースも無事に受け取り、地下鉄とタクシーを乗り継いでホテルにチェックインです。
お昼前でしたので早過ぎるかなと思いましたが、すんなりと部屋まで案内して下さいました。
早速、マドリードの街を散策、初めはマヨール広場です。
たくさんの人達で賑わっており、画家や大道芸人達が広場を和ませていました。
ちょっと緊張気味の少女を、真剣に描く画家。
全身に野菜を飾り付けた大道芸人。
アジア系と思われる妖精のようなスタイルを表現しているのでしょうか。
全身に泥状のようなペンキを塗ったおふたり。 顔などは肌が荒れないか心配です。
しばらくの静止状態から動き出したと思いきや、 みんなの前で
マヨール広場横のレストランのウィンドーです。
反射で見にくいですが、豚がサングラスを掛けて携帯電話でお話です。
スペインならではの遊び心のあるレストランです。
こちらは、フラメンコ?の路上ライブ。
衣装もバッチリお揃いで、迫力ありました。
観客からのチップの入りも上々でした。
その近くで宝くじを売っているおばさん。
あちこちで路上で宝くじを売っていましたが、合法なのでしょうか?
百貨店エル・コルテ・イングレスの壁面の巨大なポスター。
ネスプレッソがジョージ・クルーニーを起用して大々的にPRをしています。
スペインでも家庭で飲むエスプレッソマシーンの需要が上昇しているようです。
その反面、街のバールの売り上げは減っている事でしょう。
寂しい気がしますね。
バールは人と人が気軽におしゃべりをする街の憩いの場。
これも時代の流れですかね。
ナポリのバールで飲んだエスプレッソは美味しかったな。
1杯たったの1ユーロ(約135円)
「チャオ!」と言って、なにげなく店をあとにするのが情緒あります。
PART 2もお楽しみに。
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