毛芯を干しています。
毛芯仕立て、ゆえのひと手間。
弊店の背広は、毛芯仕立てが基本でございます。
その毛芯は、イタリア製のベルテロ社の本バス毛芯を使用していまして、
仕立ての過程におけるアイロンやクセ取りで、服地も毛芯も縮んだり伸びたりしますので、
仕立てに取り掛かる前にひと晩、水にドボンと浸してから乾燥させ縫いに掛かっております。
冬場は乾きが遅いので、待ちぼうけすることがありますが、
この季節は晴れていると一日半ほどで乾きます。
暑い日が続きますが、日々コツコツと仕立てに取り組む每日でございます。
(毛芯の種類は、ベルテロ以外にも日本製の硬め、柔らかめなどもご用意しております。)
リネンのスーツもご注文いただいたりしています。
Ermenegildo Zegna LINEN 100% 先染めのライトブルー
夏物シャツが仕上がってきています。
クールビズで、ボタンダウンのご注文が増えております。
お客様のお仕立てが、1着ずつ進んでいます。
肩入れが終わって、これから上衿を付けていくところでございます。
こうして仕事ができるのも、ご注文を下さったお客様のおかげでございます。
感謝申し上げます。
テーラー・ダンディ(自家工房併設)
大阪市中央区松屋町7-3
Tel:06-6762-2901