2009 S/S オリジナルスーツ仕立て中
大阪の天気は雨が続いていましたが、
今日は晴れ間がのぞいたりして、 気温も少し高めです。
寒さのピークは過ぎたといったところでしょうか。
それに変わって訪れて来たのが「花粉」ですね。
これから数ヶ月間はこの花粉で悩まされる方も多い事でしょう。
私もその一人でして、ここ数年間は1月末頃から耳鼻咽喉科に通い、
クスリを処方箋して頂いて服用しています。
おかげで症状は抑えられているようです。
(もしもクスリを服用していなかったら、大変ひどい症状になる体質です。)
先生とクスリに感謝です。
本日は始めに、遅れ遅れになっている、
春夏物の当店オリジナルスーツをご紹介させて頂きます。
只今工房では、オリジナルスーツの仕立てを進めていまして、
服地は、Ermenegildo Zegna TROFEO S/S Collection
パールグレーにアイボリーをブレンドし、マイクロヘリンボーンで織上げられた、
上質な素材です。
今回はセンターベントで仕立てています。(断ち合わせをしているところです。)
ベルテロ社製の毛芯を据えて、見返しも据えた状態です。
毛芯やポケット布の色は、服地の色に合わせた物を使い分けています。
今回新しくパターンも刷新致しました。
春物のオーダー分と平行して進めていますので、 仕上がり次第改めてご紹介させて頂きます。
続きましては、大阪市のH様からご注文を頂いていましたコートをご紹介させて頂きます。
12月にご注文をいただき、仮縫いや、改良を重ねる事5回、
3ヶ月越しでようやく仕立て上がりました。
H様からは、費用も納期もかかっていいからとおっしゃっていただき、
納得のいく仕上がりになりました。
Loro Piana 100% CASHMERE
衿を立てて羽織る事を想定して、衿のキザミはギリギリまでクリースラインまで入れました。
衿を立てない時は、このような感じです。
袖口は、ターンナップを付けて太めのステッチを入れました。
腰ポケットのフラップをめくると、このように片玉縁ポケットになっています。
H様、この度も何かと有難うございました。
ようやく仕立て上がりましたので、ご指示通りブログにアップさせていただきました。
ご都合がつきましたらご来店下さいませ。
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